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2023年12月 定例活動

⒈日時 2023年12月23日午前10時〜午後2時

⒉参加者:3名

⒊作業内容

(済美山自然林)

武田園内のコナラ稚樹はまだ落葉していないことを確認したので作業は移植予定地(西側皆伐地3ヶ所)の穴掘り(スコップによる手掘り)と「作業道・観察路」の道作りのため杭(11月作業にて杭打ち・黄色マーク)をつなぐルートの草刈り(大鎌と子鎌による手作業)を実施しました。

参加者は3名で少人数でしたが精鋭部隊で予定した作業は午前中に穴掘りと東側作業道の草刈りを完了午後は1時間で西側作業道の草刈りも完了。

次回以降の作業日は先ず第一に「作業道・観察路」を参加者全員で一巡して踏分け道を維持していくことにしましょう。

クヌギの(カシノナガキクイムシ被害を受けた高さ10m程度の)新規発生した枯れ木が早くも倒木していた

中は虫喰いでフラス状でスカスカで幹には多数の虫喰い穴が生じていた。伐採の手間は省けたが意外に早期に倒木が生じたことは危険な状態にある木には十分注意が必要と認識しました

(観察の森)

園内を回ったが特段の異状はなかった。

 

今年一年特に事故も無く無事に作業を終えました。来年1月27日(土)の定例活動では午前10時から和田堀池付近で「定期・定点野鳥観察会」を午後には済美山自然林で安全祈願の神事を行いますので会員のご参加をお待ちします


2023年11月 定例活動

1.日時:2023年11月25日(土)10:00~15:00

2.場所:済美山自然林,観察の森

3.参加者:7名

4.作業内容:

当日は,平均気温が前日の16.7℃の暖かさから10.5℃と冷え込みましたが,皆元気に活動しました。

午前中,自然林において,コナラ稚樹の手入れ,一番育ちの良い一本をその場に残し、二番手以降は葉が落ちる頃に移植予定です。(その際、一本ごとに担当者を決めて名札付けする予定です)コナラ稚樹は大半が順調に生育していることを確認しました。作業道兼観察ルートの策定と目印のなる杭打ちを行いました。このルートはロープ等で区切ることせず、獣道の様に踏み固めるものとします。今後は作業前に先ず「作業道兼観察ルート」の周回路を歩き観察も行いましょう。

自然林のコナラの切株で製作したベンチに腰掛けて,昼食を取りました。テーブルも製作中です。

 

午後は,観察の森に移動して,まず,翌週のクラフトイベントのミニ門松製作に必要なササの採取を行いました。

沢山生えているアズマネザサから,外径5~10㎜のものを切断して,材料を得ることができました。

その後,伸びた茶ノ木を刈り取り整えるなど観察路の整備を行いました。来年の5月連休時の茶摘み釜炒り茶実施に良いお茶を採るためにこの徒長枝の剪定が有効の様です

(写真は和田堀池の紅葉です)

エゴノキの枯損木 撤去

東側の道具倉庫に至る作業道の上にエゴノキの枯損木が有ったため11月24日に善福寺川緑地サービスセンターに対処お願いしたところ 早速25日午後に撤去作業をしていただきました。

作業道に大きな落枝が2本程度あり 観察会の際にもここを通るので非常に危険でした。

迅速なご対応誠にありがとうございました

済美山自然林の写真です

観察の森の写真です


2023年10月 定例活動

⒈日時 2023年10月28日(土)10:00-15:00

⒉場所 済美山自然林  観察の森

⒊作業内容

10月末とは思えない陽気の中、7名参加。

まず自然林で実生のコナラ稚樹及び希少種マーキングの手入れとして、下草刈り、囲いの点検•修理を行った。コナラ稚樹は区域ごとに成長の良いものの長さを写真撮影により記録。「武田」区域の成育が最も良く、1メートルを超えるものが数本あった。作業中、季節外れの蚊柱多数で刺されまくった。

午後は今後の活動や役割分担について話し合った後、観察の森へ移動。草木染用クサギの実の収穫や下草刈りを行った。チャに巻きつくサネカズラは籠あみの材料として使えそうである。

セイタカアワダチソウの黄色い花、ゴンズイやヒヨドリジョウゴの赤い実が鮮やかで、ムラサキシキブも紫に色づき始めていた。足下ではチヂミザサが多数結実、観察の森ではチャの花が咲いていた。


2023年9月 定例活動

久しぶりの定例活動です。お彼岸なので好天を予想しましたが雨が降ったり止んだりのはっきりせず(天気予報もこのところ外れ続きで)結局9時ごろ中止としました。ということで本日は有志二人で最低限の作業を実施(通勤途上で降雨により引き返したメンバーもいました「お疲れ様」)しました

⒈日時 2023年9月23日(土)10:00-12:00

⒉場所 済美山自然林

⒊作業内容

カシナガトラップの全面撤去とコナラ稚樹育成エリアの環境整備

今夏は高温のため藪蚊はこれまでほとんど出現しませんでしたがお彼岸の本日は降雨で気温が急激に低下して藪蚊の大量出現となりました。トラップ回収作業はジッとした作業時間が長いので藪蚊の餌食になりました。写真は撤去改修したトラップで約30個ほどで来年も使用する予定です。

コナラ稚樹育成エリアでは「武田園」が抜群の活況を呈しており「落ち葉堆肥」「東側の移植」エリアと比較して環境が良いのか(武田さんの草取りが奏功しているのか)背丈が1m以上に伸びている株が多数です。

いずれは一本だけが育つ環境なので 他の株は移植して育てたいと考えております

前述のように今夏は異常高温で草やその他の生育が異常に活発で済美山自然林の通路も刈り取りが追いつかないほど茂っておりました

結局 10時以降は雨も降らず無事に作業完了しました(開始時間を1時間程度順延すれば良かったかなとも思いました)


2023年8月 臨時活動 2回目

前回8月5日に続いてカシナガトラップで捕獲したカシナガの回収と量の確認を行いました。

日時 :2023年8月26日(土)14:40~15:30

参加者:2名

場所 :済美山自然林

捕獲したカシナガは,期間8/6~8/26の21日間で約25gでした。捕獲量が大幅に減少しており,今期のトラップによる捕獲作業は,今回で終了することにしました。

コナラの稚樹は順調に生育しており,新しい葉が出始めているものもありました。キンミズヒキが咲き始め,コバギボウシが葉は焼けていますが咲いていました。


2023年8月臨時活動 1回目

2023年8月臨時活動

カシナガノキクイムシのトラップのメンテナンス(捕獲したカシナガの死骸の回収と量の確認,アルコールの補充,トラップの不具合チェックと手直し)を行いました。

日時 :2023年8月5日(土)13:00~14:20

参加者:2名

場所 :済美山自然林

今回(7月22日~8月5日までの14日間)捕獲したカシナガノキクイムシは45gで,前回(7月8日~7月22日までの14日間)の180gよりかなり減少しました。

コナラの稚樹は,順調に生育していることを確認しました。

作業中にゴマダラチョウ,ウスバキトンボ,ショウリョウバッタに出会いました。