済美山自然林

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済美山自然林の樹木調査(2021年9月)

今回の調査で、済美山自然林に33種、278本(西側101本、東側177本)の樹木を確認しました。

最も多いのは、コナラで86本、全体の約3割を占めています。

東京都公園協会の担当者のご協力を得て、調査木の位置をGPS機器を用いて記録し、樹木位置図として整理頂きました。HPでは分かりづらいですが、樹種や樹木の径級も表示されており、今後の済美山自然林の維持管理に大いに役立ちそうです。

次回調査等でより位置や樹種等の情報を現地と突合しより精度を高めていきます。

今回の調査で、カシナガキクイムシの被害を受けやすいコナラとクヌギについて見てみると、胸高直径が45cm以上のものが5割を超えており、大径木が中心となっている様子が分かります。(15cm未満の樹木は西側の一部に近年新たに植栽されたもの)

また、カシノナガキクイムシにより樹勢が衰えた樹木(図で被害木等)は、胸高直径が30cmを超えるものにまんべんなく見られています。